「淡路島の玉ねぎは甘い」とよく言われます。ただ、なぜ甘いのかまで説明されることは、あまりありません。
気候や土のおかげ——と語られることが多いのですが、それだけではありません。この記事では、実際に淡路島で栽培している立場から、私たちが何をしているのかをお話しします。
甘さは「育て方」で決まります
淡路島は玉ねぎの産地として知られています。ただ、同じ島で採れた玉ねぎなら、どれも同じ味になるわけではありません。気候と土は出発点であって、そこから先は育て方で変わります。
私たちは土づくりと肥料の設計にこだわり、独自の栽培方法で育てています。手間はかかりますが、味に返ってくるのはここだと考えています。
玉ねぎの「甘い」は、砂糖のような甘さとは違います。辛味と刺激が穏やかで、噛んだときに旨みを感じる——この状態をつくることを目指して育てています。生で食べても目にしみにくく、辛さが苦手な方でも食べやすいのはこのためです。
新玉ねぎと玉ねぎは、そもそも別のものです
ここは誤解されやすいところです。「同じ玉ねぎを早採りしたものが新玉ねぎ」と思われがちですが、そもそも苗の段階から違います。
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新玉ねぎ — みずみずしく、辛味が少ない。皮が薄く実がやわらかい。生食に向きますが、日持ちはしません。
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玉ねぎ — しっかり乾燥させたもの。日持ちし、加熱に向きます。煮込みや炒めもので甘みが出ます。
「新玉ねぎをまとめ買いして傷ませてしまった」というのが、最も多い失敗です。生で食べたいなら少なめに、まとめ買いをするなら玉ねぎを選んでください。
届いたあとの保存方法
種類によって保存方法がまったく違います。ここを間違えると、せっかくの玉ねぎが傷みます。
新玉ねぎ(丸ごと)
1個ずつキッチンペーパーか新聞紙で包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。目安は1〜2週間程度です。
新玉ねぎ(切ったもの)
切り口にラップを密着させ、密閉容器か袋に入れて冷蔵。2〜3日程度を目安に使い切ってください。
玉ねぎ(丸ごと)
ネット・カゴ・通気性のあるコンテナなどに入れ、風通しの良い冷暗所へ。目安は1〜2か月程度ですが、状態や季節によってはさらに持ちます。冷蔵庫に入れる必要はありません。
段ボールで保存する場合
密閉せず、新聞紙などを敷いて玉ねぎ同士が蒸れないようにしてください。大量の場合は箱を積み過ぎないことが重要です。
共通して大切なのは、1個でも傷んだら取り除くことです。隣に伝染します。届いたら一度広げて確認してください。
まとめ買いする前に、置き場所を決めてください
5kg、10kgとなると、想像より場所を取ります。風通しの良い冷暗所を確保できるかを先に考えておくと失敗しません。
夏場や湿度の高い時期は常温では持ちにくくなります。その場合は使う分だけ残し、残りは切って冷凍してください。炒めもの・味噌汁・カレーには冷凍のまま使えます。
ご家庭の人数から考えると、2〜3人で1ヶ月に使うのはおよそ2〜3kgが目安です。
CafePaletteの玉ねぎと、そこから作ったもの
私たちは淡路島の玉ねぎを5kg・10kg・20kgでお届けしています。ご家庭用にも、飲食店様のご利用にも対応しています。なおサイズのご指定は承っておりませんので、あらかじめご了承ください。
そして、この玉ねぎから作っているのが「食べる玉ねぎドレッシング」です。名前のとおり、玉ねぎを液体に溶かし込むのではなく食感が残る形で入れています。化学調味料は使っていません。サラダはもちろん、温野菜、豆腐、焼いた肉や魚にもお使いいただけます。
「まとめ買いは置き場所が心配」という方は、こちらから試していただくのが分かりやすいかと思います。
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